公開講演会「応用数学セミナー」

INFORMATION

  • 2025年9月8日(月)11:00~12:15
  • 池袋キャンパス マキムホール(15号館)地下1階 MB01教室

計算数学の基本ツールであるグレブナー基底の創始者であるリンツ大学?Buchberger教授による招待講演で、計算数学の展望についてご講演頂く。

講師

オーストリア?ヨハネスケプラー大学(リンツ大学)教授
Bruno Buchberger(ブルーノ?ブッフバーガー)氏

1965年、オーストリア?インスブルック大学?博士論文にて、「グレブナー基底」の概念とその計算法(ブッフバーガー算法)を発表し、その後、計算数学(とくに可換環論や代数幾何などの代数系)の研究の第一人者として活躍中である。グレブナー基底は高度な代数的計算の基本ツールであり、20世紀後半からの計算機の急速な進歩とあいまって、数学以外にも、情報科学、工学等で応用されている。(ちなみに、「グレブナー」という名前はブッフバーガー氏の指導教授だったウォルフガング?グレブナー(Wolfgang Groebner)教授の名前から名づけられている。)オーストリア?ヨハネスケプラー大学(リンツ大学)の数学科教授として、1987年にリンツ市郊外にあるハーゲンバーグ村に数学計算に関する世界的な研究(RISC-Linz,リンツ大学記号計算研究所)を設立し、多くの研究者を輩出している。また、隣接する産学共同機構としてソフトウエア?ハーゲンバーグも設立した。また、記号代数計算の国際雑誌Journal of Symbolic Computationを初代編集長として立ち上げている。
ACM(米国計算機学会)パリスカネラキス理論&実践賞受賞(2007年)。

詳細情報

名称

公開講演会「応用数学セミナー」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

理学部数学科

お問い合わせ

理学部数学科教授
安田 雅哉

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